意を決して布団から飛び出し、今年初めてのしっかりしたサイクリングに出掛けてきた。
寒さを理由に12月はサボり気味だったので、身体がずいぶんと鈍っていた。
早くあたたかくならないかなぁ。
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私の防寒対策
夏は何も考えずに自転車にまたがればよかったが、冬はそういうわけにはいかない。
しかも、時期が時期なだけに、汗が冷えて風邪をひこうものならどれだけ周りに迷惑をかけることか。
なので、しっかりした防寒対策と汗冷え対策をしておこうと思った。
それで購入したのがコレ。
汗冷えが怖いかったので、インナーはしっかりしたものを購入しようと思った。お値段5847円。
誰にも見せることのないインナーに5千円以上かけるのは初めてだ。
しかしこれはお値段以上の優れものだった。
もう着たとたんに暖かい。
サイクリングはもちろん、草刈りで汗をかいても、休憩している間に汗が乾いて暖かさが戻ってきた。
つい先日の雪の日も、これを着ていたら上半身はまったく寒くなかった。
次にアウターとしてのウインドブレーカー。
やる気ワクワクワークマンで購入。
「MOVE ACTIVE CYCLEジャケット」。税込み2900円。
これもお値段以上の優れもの。
冷たい風が吹いても寒さを感じない。
背中にベンチレーションがあるのである程度は湿気を逃がしてくれる。
最初、なんの穴か分からなかったが、親指を通すと袖から寒い風が入ってこない仕組みになっている。
自転車乗るときはとても助かる。
インナーと合わせれば、5度くらいまでなら寒さを感じないほど暖かい。5度未満のときは乗ってないから分からない。
ただし、1時間以上自転車に乗ってると、脱ぐときに裏地にうっすら湿り気を感じる。
あと動いていないと腕の辺りが寒くなってくる。動けばすぐにあたたまるけど。
最後にズボン。
下半身はあんまり汗かかないだろうと思って、裏突起のチノパンを購入。お値段2980円。
これも穿いた途端に暖かさを感じる。
家のドアを出て、寒さに心を折られることがなくなる。
と、まあ、昨年の10月ころから少しずつ準備してきたのだが、いざ寒くなると、そもそも布団から出られないことが多かった。
せっかくの休みなのだから、あったかいお布団でぬくぬくしていたい・・・。
この誘惑に勝てないと冬ライドは難しい。12月は100kmも走れてなかった。
2022年の今年は、どれくらい走れるだろうか。
できれば今のタイヤを履きつぶすまで走り込んで、1段階細めのタイヤにしたいと考えている。
穴守神社の御朱印をもらってきた
今年一発目のサイクリングってことで、穴守稲荷神社に行ってきた。
大鳥居には何度も来ているけれど、神社の方には行ったことがなかった。
旧穴守稲荷神社の大鳥居。
GHQが移設しようとして事故が多発して諦めたって話は有名だと思う。
そういえば、写真奥の橋がいつの間にか完成していた。
前に来たときはどうだったっけ?記憶にない。
少し走って穴守稲荷神社に到着。
あとでもらったパンフレットによると、江戸時代・文化文政の頃、この辺りの堤防に大穴が生じ、海水が流れ込んだ。
村人達が堤防の上に稲荷神社を祀って水害を治めたことから、「風浪が作りし穴の害より田畑を守り給う」という意味で「穴守稲荷神社」と呼ばれるようになったとか。
本殿の隣にはたくさんの鳥居が並んでいる。
明治時代になると、この近くで温泉が湧き、一大行楽地として栄え、寄進された鳥居がずーっと続いていたそうだ。
雨の日でも傘がいらないほどだったという。
千本鳥居をくぐっていくと奥之宮がある。通称「お穴さま」。
ある日、おじいさんが漁から帰って魚篭を覗いてみると、釣った魚がなくなって湿った砂が入っていただけだった。
しばらくそんなことが続いたので、おじいさんは村の衆に相談。
「狐のせいだ」ってことになって、みんなで穴守稲荷の社を包囲して狐を捕まえた。
おじいさん許す。よくあるパターン。
これより後、漁をするたびに大漁となり、魚篭にはたくさんの魚と少量の湿った砂が入っていた。
おじいさんがその砂を庭に撒いたら、千客万来。おじいさんは多くの富を得たそうな。
奥之宮には「招福の砂」があり、これをおじいさんのように玄関などに撒くと御利益があるらしい。
奥之宮のわきに階段があって上に行ける。
行くっきゃないっしょ。
コンクリのかたまり(稲荷山)を頂上まで登ると穴守稲荷上社がある。
頂上から多摩川方面の眺め。
見晴らしはあまり良くない。景色を眺めるために登るものではないらしい。
ここに来るまでたくさんの社があった。
途中で小銭が尽きてしまい、全ての社を回れなかったのが心残り。
次に来ることがあれば、たくさん小銭を用意しておこう。
本殿含め14カ所くらいお賽銭箱があったと思う。
穴守稲荷神社の御朱印
初詣で古い御朱印が一杯になったので、新たに御朱印帳を購入。
まずは本殿の御朱印。
こちらは新たに購入した御朱印帳に無料で記帳されていた。
次に奥之宮。
最後に稲荷山に登った証。
今年の目標
多摩川の土手から富士山をパシャリ。
なんか上流で見る富士山よりも大きく見えるのはなぜだろう。
やはり写真ではうまく伝わらない。所詮スマホカメラ。
動き出してしまえば、冬のサイクリングもとても気持ちいい。
汗をかいた後の風が冷たくてとても気持ちいい。
ぬくぬくした布団を抜け出す強い意志さえあれば、どこにでも行ける気がしてしまう。
今回みたいに御朱印をもらって回るのも良いなぁ。
東京十社とか回ってみたい。
1日で回れるかな。
今回の走行記録。
風がほとんど吹いていなかったので、行きも帰りも順調だった。
帰りの平均速度が遅いのは身体がなまって体力が落ちたからだと思う。
見事に正月太りしたので、まずは走って痩せないとなぁ。
ここまで読んでいただきありがとうございました。