雨温図の作り方を忘れないための備忘録。
用意するもの
- excelが使えるパソコン
- 雨温図を作るためのデータorインターネット環境
- 時間と根気
スポンサーリンク
雨温図の作り方
まずはデータを集めてきます。
気象庁様のHPに飛びましょう。
サイト上部の「各種データ・資料」タブをクリックして、「過去の気象データ検索」をクリックします。
左側で雨温図を作りたい地点を選択して、右側にある「年・月ごとの平年値を表示」をクリックします。
すると、たくさんのデータが出てきます。
この中から必要なデータをexcelに入力します。
雨温図に必要なのは「降水量」と「平均気温」ですので、それらを入力していきます。
こんな感じになります。
1月から12月の平均気温と降水量を選択してグラフを作成します。
雨温図とは言い難いグラフが出来上がりました。
騙していませんよ!? これから雨温図になっていきますから!
まずは降水量の折れ線(赤いやつ)をうまいこと右クリックします。
そして「データ系列の書式設定」を選択します。
「第2軸」を選択します。
これで降水量のメモリがグラフの右側に誕生します。
さらにもう一回降水量の折れ線を右クリックします。
今度は「系列グラフの種類の変更」を選択します。
「集合縦棒」を選択し、降水量の折れ線を棒グラフにします。
雨温図っぽくなってきました。
次にグラフ左側の軸の数値を、これまたうまいこと右クリックします。
クリックで来たら「軸の書式設定」を選択します。
下の画像のようなダイアログが開くので、画像のように数値を変更してください。
最小値は「-10.0」、最大値は「40.0」、目盛間隔は「10.0」に設定します。
これで温度の設定が完了です。
今度は右側の軸の数値を右クリックします。
同じように「軸の書式設定」を選択します。
降水量なので最小値は「0.0」、最大値は「500.0」、目盛間隔は「100.0」に設定します。
三重県の尾鷲市のように、降水量が500を越えてしまうような場合は最大値を変更します。
次に、グラフの下部の「月」がグラフとかぶっているのをなんとかします。
下の画像のように設定を変更します。
系列の表示を好きなところに移動してこんな感じになります。
ほぼ完成です。ここからさらに磨きをかけていきます。
降水量のグラフの間隔を狭くしたり、
色を変えて降水量のグラフっぽくしたり、
平均温度は暖かい色にしたり、
テキストボックスを使って単位を入れたりして、
さらにいじってこんな感じに完成。
これをコピーして別の場所に張り付けて、グラフを右クリックして「データの選択」を選択します。
「グラフデータの範囲」のところを新たに作りたい雨温図のデータがある範囲に指定してあげれば、簡単に2つめ以降の雨温図が完成します。
これをひたすら繰り返します。
コピーする作業は、1つ目の雨温図の形式が完成してからの方が良いです。
途中で作り変えるのは非常にかったるいです。
私は四国まで作ってから気に食わなくなって作り変えました。
気付いたら朝になっていて、その日の仕事は大変だったなぁ。
久しぶりに、高橋名人が「ゲームは一日一時間」って言ってたのを思い出しました。
くれぐれものめり込み過ぎないように注意しましょう!!
ここまで読んでいただきありがとうございました。