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2016年11月19日

備忘録:雨温図のexcelでの作り方

雨温図の作り方を忘れないための備忘録。

用意するもの

  1. excelが使えるパソコン
  2. 雨温図を作るためのデータorインターネット環境
  3. 時間と根気
以上のものをご用意ください。

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雨温図の作り方

まずはデータを集めてきます。
気象庁様のHPに飛びましょう。

サイト上部の「各種データ・資料」タブをクリックして、「過去の気象データ検索」をクリックします。
tukurikata01.png

左側で雨温図を作りたい地点を選択して、右側にある「年・月ごとの平年値を表示」をクリックします。
tukurikata02.png

すると、たくさんのデータが出てきます。
この中から必要なデータをexcelに入力します。
雨温図に必要なのは「降水量」と「平均気温」ですので、それらを入力していきます。
tukurikata03.png

こんな感じになります。
tukurikata04.png

1月から12月の平均気温と降水量を選択してグラフを作成します。
tukurikata05.png

雨温図とは言い難いグラフが出来上がりました。
騙していませんよ!? これから雨温図になっていきますから!
tukurikata06.png

まずは降水量の折れ線(赤いやつ)をうまいこと右クリックします。
そして「データ系列の書式設定」を選択します。
tukurikata07.png

「第2軸」を選択します。
これで降水量のメモリがグラフの右側に誕生します。
tukurikata08.png

さらにもう一回降水量の折れ線を右クリックします。
今度は「系列グラフの種類の変更」を選択します。
tukurikata09.png

「集合縦棒」を選択し、降水量の折れ線を棒グラフにします。
tukurikata10.png

雨温図っぽくなってきました。
tukurikata11.png

次にグラフ左側の軸の数値を、これまたうまいこと右クリックします。
クリックで来たら「軸の書式設定」を選択します。
tukurikata13.png

下の画像のようなダイアログが開くので、画像のように数値を変更してください。
最小値は「-10.0」、最大値は「40.0」、目盛間隔は「10.0」に設定します。
これで温度の設定が完了です。
tukurikata14.png

今度は右側の軸の数値を右クリックします。
同じように「軸の書式設定」を選択します。
tukurikata15.png

降水量なので最小値は「0.0」、最大値は「500.0」、目盛間隔は「100.0」に設定します。
三重県の尾鷲市のように、降水量が500を越えてしまうような場合は最大値を変更します。
tukurikata16.png

次に、グラフの下部の「月」がグラフとかぶっているのをなんとかします。
tukurikata17.png

下の画像のように設定を変更します。
tukurikata18.png

系列の表示を好きなところに移動してこんな感じになります。
ほぼ完成です。ここからさらに磨きをかけていきます。
tukurikata19.png

降水量のグラフの間隔を狭くしたり、
tukurikata20.png

色を変えて降水量のグラフっぽくしたり、
tukurikata21.png

平均温度は暖かい色にしたり、
tukurikata22.png

テキストボックスを使って単位を入れたりして、
tukurikata23.png

さらにいじってこんな感じに完成。
tukurikata24.png

これをコピーして別の場所に張り付けて、グラフを右クリックして「データの選択」を選択します。
tukurikata26.png

「グラフデータの範囲」のところを新たに作りたい雨温図のデータがある範囲に指定してあげれば、簡単に2つめ以降の雨温図が完成します。
tukurikata27.png

これをひたすら繰り返します。
tukurikata25.png
コピーする作業は、1つ目の雨温図の形式が完成してからの方が良いです。
途中で作り変えるのは非常にかったるいです。
私は四国まで作ってから気に食わなくなって作り変えました。
気付いたら朝になっていて、その日の仕事は大変だったなぁ。
久しぶりに、高橋名人が「ゲームは一日一時間」って言ってたのを思い出しました。
くれぐれものめり込み過ぎないように注意しましょう!!

ここまで読んでいただきありがとうございました。


タグ:社会

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posted by ナマハゲニウム at 23:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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