政府は、11都県に「まん延防止等重点措置」を適用する方向だ。 早ければ19日にも正式決定する見通し。 期間は1月21日から2月13日の約3週間。 インドのデリーとムンバイでは、新型コロナ感染者が急減している。 オミクロン株が流行してから、病床使用率は20%を超えていないらしい。 多くが自宅療養で回復しているということだ。 どうする日本。 従来通り病床数を頑張って確保するのか、それともインドの例を根拠に方向転換するか。 でも、どっちにしろ感染者数が多すぎれば、医療体制よりも先に社会機能が麻痺しそうだけどなぁ。
東京都の市区町村別感染者数(1月16日発表)の感染者率を求めてみた
小池都知事は「病床使用率20%で重点措置を検討する」と発表した。 また「50%で緊急事態宣言の要請を検討」とも。 今日発表の病床使用率は17.9%。昨日の15日は16.6%。おととい14日は15.1%。13日は13.7%。 最近はだいたい1.3%〜1.5%ずつ増えている。 このままのスピードでいくと、明後日くらいには20%を超えてしまう。 1月4日から1月10日の感染経路調査では、同居人からが49.4%、会食が14.5%、職場が6.2%となっている。 同居の家族等はどうしようもないから、やはり会食と職場の感染を減らすってことになるんだろうなぁ。 この拡大スピードを見るに「検討する」よりも、もう始めちゃったほうが良いのではなかろうか。
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オミクロン株に感染した2名の死亡が確認された。 静岡県の男性と千葉県の高齢の女性。どちらも基礎疾患があったそうだ。 ただし、千葉県で死亡が確認された女性に関しては、直接の死因はオミクロン株ではなく傷病によるものだった。 南アフリカでは年末から感染者数がピークアウトしているが、今年に入って死者数が増加傾向にある。 これがウイルスの特性ではないことを願う。 アメリカでもオミクロン株による感染拡大から約1ヶ月でピークアウトし始めた。 ピーク時には4万人近かった新規感染者数も2万人台になっている。 ただ、こちらも1日の死者数が1700人を超え、昨年9月の約1900人に近づいている。 医療提供体制の問題かな。それともやはりウイルスの特性なのか。どっちにしろ怖いけど。
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東京都の市区町村別感染者数(1月13日発表)の感染者率を求めてみた
東京都のモニタリング会議で、来週には1日9576人の感染者が出るとの試算が示された。 さらに医療提供体制の警戒レベルを1段階引き上げた。 一方で、オミクロン株の濃厚接触者の待機期間を、従来の14日間から10日間程度に短縮する方針だ。 オミクロン株は従来株よりも潜伏期間が短いことが分かったからだ。 大阪ではオミクロン株に感染した疑いがある80代男性が亡くなった。この男性はワクチンを2回接種していた。 従来株よりも重症化リスクが低いため「さっさと感染して集団免疫を獲得してしまおう」という考えがある一方、やはり高齢者にとっては脅威だということだ。 若い人でも、感染すれば数日間は隔離されるわけだし、社会機能の維持という面でも楽観は出来ない。 この新規陽性者数の急激な増加はやはり恐ろしいと思う。
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